古事記や日本書紀の「国生み神話」をご存知ですか?
遥か遠い昔、日本という国がまだなかった頃、
女神イザナミと男神イザナギが最初に造ったといわれるのが
「おのころ島(淡路島)」。
「天の浮橋」という空に浮かんだ橋に二人で立ち、
「天沼矛(あめのぬぼこ)」で海をゆっくりかき混ぜて
できあがったとされています。
その時の海は、きっと見渡す限り
穏やかな漣(さざなみ)だったことでしょう。
淡路島北部にある「絵島」は
二千万年前の砂岩層を見ることができるとても貴重なところ。
「国生み神話」のように、遠い昔に思い馳せられるこの地を
「天漣(あまのさざなみ)」のモチーフにしました。
天と地、そして海とが今も昔と繋がる「おのころ島」。
「天漣(あまのさざなみ)」で「おのころ島」を、
感じていただけますように。